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CAMPUS LIFE 

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今週から6週間、月曜日は地元の大学でのキャンパスライフを送る。
キャンパスライフといっても、学びに行くわけではなく、僕は教える側。
非常勤講師として、観光関係の講座を受け持つことになった。
地元の大学から声をかけていただいたことは大変光栄だし、地元の子たちに何か伝えてあげられることに、やりがいも感じている。
事実、僕らの仲間の子どもたちもこの大学に通っている。

大学で講義をするのは、初体験ではないけど、そのときはあくまで緊急の代打。
今回は、ちゃんとカリキュラムにも僕の名前が出てるし、その講座の大半を僕が請け負っている。

教室に集まってきた学生たちは、100人以上はいたと思う。
160人定員の教室、ほぼ満席に近かった。
その講座の担当教授が、冒頭、僕を紹介する。
教室に集まってきた学生たちのワイワイガヤガヤは、先生が話し始めようが止まらない。
「おい、そこ、静かにしなさい。」と女子学生に注意するもあまり効果がない。
僕がマイクを受け、自己紹介を始めた。
さすがに新任の先生(自分では先生とは思ってないけど)の登壇に、「ワイワイガヤガヤ」から「ザワザワ」へと少し落ち着いた。
僕は、自己紹介に続いて、これからの6週間、こんな講義をしますという話を始めた。
けど、そのザワザワは一向に収まる気配がない。
これは一発言わなきゃいかんなと思い、話を中断した。
「みんなさあ、大学の講義ってこんな雰囲気なの?みんな、ちゃんと話聞こうよ。」
さすがに、静かになった。
優しく言ったつもりだったけど、いつもの初老の教授とは違う威圧感があったかも知れない。

もちろん、ちゃんと聞いてる子もいる。
真面目にメモをとっている子もいる。けど、僕はそんな子たちだけを相手にするつもりはない。
少なくとも6回の講義のうち、全員がひとつでも何か持ち帰ってもらいたいし、何でもいいから僕の授業で気が付いたり、刺激でも受けてくれれば嬉しいと思ってる。

とりあえず、1回目はうまいことできたと思う。自分なりの充実感はあった。
講演会とは違うときめきがあり、自分なりにも、なるべく分かりやすく説明するために、改めて予習をする。
これを6回続ければ、自分のためにもなるなと思っている。

どんな話をすれば、食いついてくるかも大体分かった。
次回からは、講義内容もさらに分かりやすくしようと思ってるし、講義に加え、「さるでも分かる海外旅行実践コーナー」を設けようと思ってる。パスポートのことから、ホテル・飛行機の予約の仕方、お得なツアー、空港での手続き、出国、入国、ホテルでのやりとり、現地の交通の乗り方などなど・・・。
みんなに聞いたら、海外旅行経験者は3分の1くらい。みんなが、この講座を聞いて海外に行って見たいと思ってくれればいい。少なくとも、みんな国際コミュニケーション学部の学生なんだから。

by huehuki-pi-hyoro | 2009-05-20 02:52 | 日記  

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