CHIANA GROOVE① ~北京再訪~

中国への旅行は、3年連続4度目だった。
去年行った大連経由で北京へ向かった。経由地の大連は相変わらずの厳寒で、乗り継ぎの待ち合わせ場所の暖房もまともに効いてない。さらに、アナウンスは中国語だけで、結果的に僕の乗り継ぎ便が違う出発ゲートから飛ぶこともぎりぎりまで分からなかった。
けど、そんなのも中国らしい。僕はまだ、この国の“サービス”は信用していない。
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大連で乗り換えた北京行きの飛行機に乗った席においてあった雑誌。
世界は100年に1度の不況の真っ只中で、日本がアジアに与えている影響もこの表紙を見て明らかだった。儲かるときは強いけど、いざ儲からなくなるとあまりにも弱い。

北京は、去年のオリンピックでどれだけ変わったんだろうか。
2年前に行ったとき、息をしたくないほどのあの空気の汚さと大渋滞の様子を見て、どれだけの変化が実際に起こったのかは、すごく興味があった。
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まず空港について目に入ったこの言葉。
“ONE WORLD ONE DREAM”
北京はこの合言葉を元に、世界の人たちに恥ずかしくない中国の姿を目指した。
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オリンピックに間に合わせる形で開業した空港から都心部への特急電車。
自動販売機はうまく機能してなくて、僕も、僕の後に切符を買おうとしていたカナダからの女性バックパッカーも両替したしわしわのお札では買うことができなかった。結局、手売りの販売所で買って、電車に乗った。
丁度、日が暮れていく様子が車窓から見えた。
ああ、これから9日間のひとりぼっちの中国旅行かあと、なんとなく寂しい思いもした。
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電車は快適で、あっという間に市内中心部まで着いた。地下鉄への乗り換えも分かりやすく、迷うことなく、ホテルの最寄駅まで辿りついた。
地下鉄の階段を上がると、もう日は暮れてあたりは暗くなっていた。寒さも大連ほどじゃないけど、かなり冷え込んでいる感じはする。ホテルは地下鉄駅の目の前だったから、これも迷うことなくチェックイン。
3泊する予定だったからなのか、チェックインする時に、美人女性マネージャーが現れて、名刺を交換させてくれという。その笑顔にクラっと来たわけじゃないけど、実は、このとき、うっかりフロントにパスポートを預けたまま部屋に向かってしまっていた。
部屋に入るとすぐに「コン、コン、コン」とドアをノックする音が聞こえる。いきなり誰だろうと、やや警戒感を持ちながらも、チェーンを掛け扉を開けると、ボーイがパスポートを持って立っていた。
パスポートだけは絶対に体から離さないという注意だけはしているのに、こんなことは初めてだった。やっぱ、美人マネージャーの名刺交換とあの笑顔でふと気を抜いてしまったのか・・・。
上等な詐欺じゃなくてよかった・・・。
                                    (2009.2.25 北京にて)
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by huehuki-pi-hyoro | 2009-07-06 06:47 | 旅日記  

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