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もっとキャッチボールがしたかった

昨日、少年野球の卒団式。
けど、僕は相変わらず仕事で行けなった。

子どもたちへは、ひとりひとり心を込めて色紙に言葉を綴った。
「みんなと野球ができて楽しかったよ。ありがとう。」
最初はみんなに同じことを書いてたんだけど、後で全員の色紙に2、3言づつ書き加えた。
親を大切にしなよとか、強くなれとか、負けんなよとか、また遊ぼうなとか・・・・。

その中のひとりには、特別に多くの言葉を送った。

彼のおじさんは、僕と同級生だったモリヤス。
小学校6年のとき、ずっと仲がよく、一緒に野球もやった。
けど、そのモリヤスはもういない。20歳くらいの頃、不慮の事故で亡くなった。
モリヤスの甥っ子になる彼は、モリヤスを彷彿とさせる風貌。
僕は彼とキャッチボールをしながら、モリヤスを何度も思い出した。
だから、彼とはもっとキャッチボールがしたかった。
そんなことを彼の色紙に書き込んだ。

みんないい奴だった。
メインの監督がいないときに、勝手にルール作ってみんなで楽しく野球やったのが一番の思い出。
あんときのみんなの楽しそうな顔を忘れない。

家に帰ると、子どもたちがくれた花束が届けらていた。
そして、送られた母親の代表と、送った母親の代表からメールをもらった。
「ひとりひとりのいいところを見つけて指導してくださるコーチのことを、子どもたちみんな大好きだったと思います。」

ウルっときた。嬉しかった。
大好きという響きが何より嬉しかった。
もっともっとキャッチボールをしたかったな。

娘の卒業と同時にやめようと思ってた少年野球。
実際、去年の7月以降、忙しくて一度も顔を出してない。
送る側の母親からは、コーチが戻ってくることを子どもたち待ってますとラブコールをいただいた。
また、行こうか。
また、あったかくなったらキャッチボールしよう。
楽しいやつらがまた待っている。

by huehuki-pi-hyoro | 2010-03-08 23:20 | 日記  

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