TOKYOぶらタナカ④ ~上野~

築地を出て上野に向かった。
午前中空いた時間でどこへ行こうかいろいろ考えたけど、どうしても行きたいところもなかった。
去年、フジロックの帰りに、かつて住んでいた辺りを歩いたことで、僕が東京で行きたいと思っているところはほとんどなくなっていた。
“モヤさま”のように、あてもなくぶらぶら町を歩くか、去年来れなかった清志郎の青山R&Rショーの会場や国立の多摩蘭坂でも行こうかとか考えたけど、上野に行くことにした。
それは、僕が外国人観光客だったらという基本に帰っての思いつきでもあった。
海外の主要な都市へ行けば、時間があれば必ずその国や町の代表的な博物館や美術館を訪れる。ルーブル、大英博物館、故宮、メトロポリタン、ゲティミュージアム、スミソニアン等々、あちこちのミュージアムへ出かけた。それは、その国のひとつの文化の原点と思えるから。
なのに、考えてみたら僕は16年も東京にいたのに、東京の国立博物館に行ってなかった。もし、僕が外国人なら間違いなくここに来るだろう。そんな日本への興味を持ちながら、上野に出かけた。
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上野に着いたのは、9時半。次の予定が12時半にお茶の水だったから、2時間半は過ごせるなと思い、まずは、国立科学博物館へ。もちろん、この博物館だけでも半日かけてでも見るべきものなんだろうけど、2大国立博物館を見ておきたかった。海外に行ったときも、出張のアポの合間とかに行くので、どうしても駆け足になる。だから、満足に見ているかと言えばそうでもない。行ったという経験だけが残っているだけで、決してゆっくり芸術鑑賞したとは言えない。だから、芸術が好きな人からは怒られてしまうかも知れない。
今回もそうだった。国立博物館か科学博物館、どちらかじっくり2時間見るか、1時間×2箇所にするか迷ったけど、いつもの海外のように2つ見ることにした。
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科学博物館へは息子が小さいときに連れてきてやればと思った。東京を去る12年前の真夏の暑い日、僕は、息子との東京での最後の思い出にと、上野動物園に行った。あまりの暑さに息子もぐったりで、あんまり楽しそうでもなかった。あのとき、この科学館に来ればもっと楽しませてやれたのになと思った。
多分12年前からは展示替えがされてて、愛知万博で使われていた360度全周スクリーンなど、あの頃よりも今風になってたとは思うけど、少なくとも、真夏の動物園よりはよかっただろうなと。
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国立博物館は、建物の雰囲気からして風格を漂わせる。これはどこの国の博物館も同様だ。どこもいい面構えをしている。展示は、さすがに国立博物館と思わせる内容だと思った。
じっくり解説を聞きながら廻ればその価値は100倍にもなるんだろうけど、今回は、駆け足ということで次回に。今度は半日かけてでもじっくり廻ります。
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こんな花のコントラストも日本らしい。
そんな国立博物館を後に、お茶の水へ。仲間が待っている。
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by huehuki-pi-hyoro | 2010-05-01 06:47 | 旅日記  

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