ひとりぽっちの東京タワー ~百万石の夜景~

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仕事を終え、指定をとっていた6時33分発のひかり号までは、まだ、2時間近く時間があった。
1本前のひかりで帰る手もあったけど、珍しく、少しだけ余裕のある時間を使いたかった。
東京駅周辺で何かやってないか調べようとも思ったけど、心は決めていた。
クリスマスイブだったってこともある。
今夜、多くの恋人たちが集まる東京タワーに行こう。

実は、東京タワーに上るのは初めて。東京に16年いたけど、機会がなかった。
仕事的には行っても良さそうなのに、これも機会がなかった。
中学の修学旅行のときコースに入ってたけど、雨で中止になった。
そんなわけで、この歳になって念願叶い、初めて上る東京タワー。
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時間もちょうど夕暮れから夜が落ちてくる最高のタイミングだった。
カップル率90%を超えるだろう完全アウェイのなか(何がアウェイかわからないけど、そう思ってた)、僕はひとりぽっちでチケットの列に並び、恋人たちと一緒にエレベーターに乗り、展望台まで登った。
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富士山に暮れ行く東京の夕景が見えた。
♪東京にも~ あったんだね こんな~ 夕日が~♪
おのずと福山の歌が頭をよぎる。
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ぐるっと一周しているうちに、みるみる夜は暮れていった。
光があふれはじめ、TOKYOの夜がくっきりと見えてきた。
(※写真はガラス越しゆえ、もひとつ不鮮明な点、ご容赦を)
そんなロマンチックな気分にひとり浸っていたとき、後のカップルの会話が聞こえた。
彼女「わー、きれい~!」
彼氏「お~ すげえ。これ、百万石の夜景だな。」
うんっ?百万石?確かにそう聞こえた。
彼氏はボケてるわけじゃなく、まじめに言ってた。
そして、彼女も気づいてなかった。
お江戸だからか。加賀出身の彼氏なのか。
するってえと、価値判断は、石(ごく)なのか。

まあ、いいか。
幸せそうなカップルに突っ込む必要もなし。
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そんなわけで、帰りはタワーの外の660段の階段をおりてゆっくり帰った。
すっかり夜は暮れてて、来たときとは違う表情になっていた。
そんなわずか1時間半の東京タワークルージング。
メリー・クリスマス・ベイビー。
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                      (2010.12.24 TOKYOにて)
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by huehuki-pi-hyoro | 2010-12-25 08:18 | 旅日記  

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