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LIGHT UP NIPPON

「LIGHT UP NIPPON」。
震災後5ヶ月で被災地10箇所で花火を打ち上げた言わば奇跡のプロジェクト。
その発案から打ち上げまでを追ったドキュメント映画。

僕は豊橋から岐阜まで1時間半かけて出かけた。
プロジェクトにも上映企画者にも興味があった。
岐阜での上映会企画者は16歳の高校2年生男子。
うちの子どもよりも若い少年である。
去年自らがその花火を見て感動したその気持ちを伝えたいという思い。
運営のスタッフも高校生たち。
会場のノリや運営の程はまさに高校の文化祭だったけど、それもらしくていい。

その思いは十分すぎるほどに伝わった。
それは僕だけじゃなくほぼ満席に埋まってた約100人にも伝わったはずだ。
思いを形にしたこと、行動を起こしたことがとにかく素晴らしい。
それは高2の彼にも言えるし、花火プロジェクトを進めたリーダーにも同じことが言える。
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僕に何ができるんだろう。
僕にやれることがまだあるんじゃないか。
その気になれば自分も豊橋でこの上映会やれるんじゃないか。

映画の主役である花火の企画者、そしてこの上映会を企画した高校生を見ながら、ずっとそんなことを考えてた。
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とりあえず僕は今年上がる花火の玉にメッセージを書き、ささやかながらの応援の気持ちで寄付をしてきた。
先月、震災後、初めて東北へ行き、大船渡の漁港でお手伝いをしてきた。
その時、まだ"間に合う"と思った。

まだやれることはある。

大船渡の人たちとお別れする時に言われた言葉いつまでも心に残る。
「震災のこと忘れねえでな。東北のこと忘れねえでな。」

今年も8月11日に、NIPPONがLIGHT UPされる。
何万発分の1だけど、僕がメッセージを書いた花火も1発打ち上がる。

僕の心に最も刺さった言葉。
「この祭りは100年続けたいんです。」

by huehuki-pi-hyoro | 2015-07-11 19:28  

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