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1リットルの涙 ~ 同級生たち

彼女が東高を去った終業式の日、僕は体育館での終業式で周りを笑わせてた。1年の時という記憶があるのと、開放的な気分だった記憶があるから、多分、3学期の終業式だと思う。司会進行の先生の「校長先生の訓話」という声にあわせて、僕は、ほっぺたをふくらませてその空気を出すときに出る音で、「クンワ」と鳴らした。そのタイミングが絶妙で、周りは、笑いをこらえるのに必死だった。結局、式が終わるまで、そのクスクス状態は続いていたと思う。終わった瞬間、「バッキャロー、笑わすなよ。」と何人にも言われたような気がする。
将来のことなんか何にも考えてない、ただ高校生活を楽しんでいるだけのどこにでもいる普通の高校生だった。
そんな馬鹿なことをやっているとき、彼女は死と向かい合っていた。転校を余儀なくされ、その日に大好きな東高を悲しみのまま去っていった。亜矢ちゃんは、あの式には参加してたんだろうか。もしいたとしたら僕の左側2列先にいたんだと思う。本には終業式の日のことが書いてある。彼女のために千羽鶴を折った何人かは今でも付き合っている。ドラマにも出てくる親友の2人のうちひとりは2年のとき同じクラスだった。
ただ、亜矢ちゃんと同じクラスだった仲間に、彼女のことを聞いても、あまり多くを語りたがらない。それは、今日のドラマでも出てきたように、それぞれが彼女に対して様々な想いを持って接してたからだと思う。僕は違うクラスだったから、こんなこともブログで書いていられるのかも知れない。
彼女の日記にある『千羽鶴を折ってくれている姿は記憶にとどめておこうと思う。けど、「亜矢、行かないで」って言って欲しかった。』という言葉は、同じクラスにいた者からすれば、あまりに辛い言葉だと思う。言ってあげたかったけど、言えなかった奴ももちろんいると思う。15歳だもんな、あんなドラマみたいにかっこいいことは言えない。

同じクラスだった僕の親友が自分のブログで、亜矢ちゃんのことを書いている。そんな後悔ともなんともいえない彼女に対する心境が少し現れているような気がする。それぞれに彼女に対する思い出や記憶が深く刻み込まれてるんだと思う。http://torausagi.exblog.jp/

PS
僕はドラマを見ていて、フィクションだけども親しみを感じる部分があった。それは役者がつけていた制服の校章だった。制服は似てないけど、校章は実際の東高の校章を模していた。彼女は大好きだった東高の校章を大事にどこかにしまってたんだろうと思う。ドラマでそんな形で使われていること、亜矢ちゃんも多分喜んでいるだろう。
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by huehuki-pi-hyoro | 2005-11-29 23:40  

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