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プレゼント

少年野球のクリスマス会で、子どもは子供同士、大人(監督、コーチ、お父さん、お母さん方)は大人同士で交換することになった。対象がお母さんだけだったら、プレゼントの考えようもあるんだけど、そこに40歳独身の監督もいれば、還暦を超えたチームの代表もいる。
クリスマスプレゼントの交換なんてしたことないから、どこで何を買ったらよいやらちょっと困ってた。結局、金曜日の夜、帰りに名駅の東急ハンズで物色することに。
ところが、9時閉店と勝手に思ってたのが間違いだった。着いたのは7時45分。閉店は8時だった。ちょっとこじゃれた卓上カレンダー(予算は1,000円程度)でも買おうと思ってフロア案内を見る。9階にダイアリーの文字。まあ、そこに行けば何かあるだろうと、行ったものの、卓上カレンダーなどひとつも置いてない。あれっ?やばい・・・。やばいってのは、ないのが困ったというよりも、他のものを探している時間がない。閉店まであと10分。
うーん、あんまり喜ばれないかも知れないけど、まあ、手帳でも買うかと思ったその時、壁に「2006年カレンダーは3階特設売り場です。」の文字。そうじゃん、ダイアリーじゃないじゃん、カレンダーじゃん、とつい三河弁で頭のなかで叫んでた。
エスカレーターをだんだんだんと6フロア分駆け下りて、カレンダー売り場へ。あるわあるわ卓上カレンダー。来年は戌年だということはすぐ分かった。残り5分。ひととおり見たところで、まあ、ベストと思われる卓上カレンダーを購入。お母さんもしくはファミリー向けかな。リビングにでも置いてもらえそうな可愛いやつが見つかった。値段は777円。なんか縁起がよさそうで。

レジへ持ってくと、「ご自宅用ですか?」って失礼な。こっちは、ほぼ生まれて初めてとも思われるクリスマスパーティーのプレゼントを買ってんのに、そんな言い方ないじゃん。こんな時期なんだから、そう思ってなくても「プレゼント用ですか?」って聞いてよ、おねえちゃん。

その後がまたバツが悪い。プレゼント用はいいけど、値段がはってあるシールがなかなかはがれない。何か特殊な液体を持ってきて必死で取っている。閉店時間を超え、客はどんどん消えている。取り残されている僕は、たかが777円の買い物で、手間をかけてしまったことを今度は申し訳なく思い始めた。「値段ついたままでいいですよ・・・・。」って言おうと思ってたところ、ようやくはがれた。「ありがとうございました。」笑顔で、シールはがし職人のお兄ちゃんから手渡された。

今日、これから、そのクリスマス会。どうか、お母さんの手に渡りますように。間違っても還暦じいちゃんの手には渡りませんように。

子供たちには、↓これをひとつづつあげようと思ってる。イチローのペプシキャップシリーズ。けど、最近の子どもははっきりしてるから、「いらねえ」とか言うんだよな。欲しいといったやつだけにあげよう。
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by huehuki-pi-hyoro | 2005-12-11 10:09 | 日記  

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