古田敦也 ~ファンに一番近づいた男~

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古田の最後の姿をテレビで見届けた。
試合開始前から試合終了後のセレモニーが終わるまで、4時間以上にもわたり、古田を見続けた。日本シリーズなら何度もあるけど、ドラゴンズ以外のセ・リーグの試合で、試合開始前から試合終了までプロ野球の試合を見たのは多分初めてだと思う。
僕の記憶のなかに、この古田という愛すべきプロ野球選手の姿をしっかりととどめておきたかった。
これだけ多くのファンに愛され、そして、これほどまでにプロ野球ファンを愛したプロ野球選手もそうはいないだろう。そんな古田が多くのファンに見守られ、バットを置いた。
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昨日、引退試合を行ったばかりの佐々岡が最後の打席の投手だった。引退試合を行った投手が、その翌日に投げるなんて聞いたことがない。同期ドラフト入団で18年間共に戦い続けた2人へのブラウン監督の粋な計らいだった。引退する者同士の最後の対戦なんて過去にあるんだろうか。二人にとって最後の一球、そして、最後のひと振り。対戦が終わった直後、佐々岡からではなく、古田から佐々岡に花束が渡された。二人ともにいい笑顔、その姿はプロ野球ファンにはたまらない光景だった。
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試合後のセレモニー。ひととおりの花束贈呈と挨拶、選手全員による胴上げ、そしてグランド一周が終わった後、もう一度、古田はライトスタンドに向かって走り出した。すると、古田は、かつて2001年に日本一になった時と同じように、フェンスによじ登り、ファンに最も近いところまで行って最後の別れを告げた。あの「ファンに最も近い日本一の報告」 と言われたシーンの再現だった。多分、古田の野球人生最高の思い出なんだろう。
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僕はいくつかの言葉よりも、この姿が一番感動的だった。一番近いところで、ファンに直接お礼が言いたかったんだろう。これこそ、ファンに愛され、愛する古田を象徴する姿だと思う。
ありがとう古田。ただただ、ありがとう古田。
古田は最後にこう言った。「また逢いましょう。」
僕らプロ野球ファンはあなたのユニフォーム姿を待ち続けます。
そして、必ず、近いうちにグラウンドに戻ってくることを信じてます。
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P.S
実は僕の女房はスワローズファン。今日も最初から最後まで一緒に見ていた。結婚した当初は、プロ野球への関心などそれほどなかったと思うけど、古田、池山の同級生、しかも2人の同郷である女房は、いつの間にかヤクルトファン、古田・池山ファンになっていた。
古田が引退を発表した後、すぐに発売され即完売だった古田のフィギュア。僕は、古田ファンの女房へのプレゼントとして、こっそりヤフオクで手に入れていた。2体のフィギュアは、僕のと女房のささやかな宝物として、家の中に飾られ続けることになるだろう。わが家では古田は永遠に忘れられることはない。
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by huehuki-pi-hyoro | 2007-10-08 00:09  

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