Down south in SINGAPORE④ ~マーの悲劇~

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世界3大がっくり名所には諸説あるらしく大抵この4つがあげられるらしい。
マーライオン、そして人魚姫、小便小僧、オペラハウス。
僕は、見事にこのうち2つを先週2日続けて見たのだった。
そもそも、がっくり名所と言われてるんだから、誰も期待していかないと思う。
なら、もう“がっくり名所”の称号は他に譲ってもいいと思うんだけど。
僕も期待してなかった。けど、シンガポールのシンボルとして見ておきたかった。
そして、やはりどんだけつまらんもんかも確認しておきたかった。
午前中のアポ先からは、歩いて15分程度。
どうしても見たいとも思わなかったけど、僕が目的としていたラッフルズホテルやイスラム街の方向にあったし、やっぱ、シンガポール来て見ずに帰るってのもなぁ、というのもあり、結局、足はマーライオンに向かってた。
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彼(彼女?)ががっくりされる理由は、3つある。
ひとつは、最初の写真、そしてこの写真にもあるように、背景がなんとも殺風景なのである。
少なくとも海の景色が絶景だったら、マーライオンの価値もあがるのに、後ろがクレーンが立ち並ぶ工事現場では、感嘆の声などでるはずがない。
そして、2つ目は後ろ姿である。マーライオン公園に行く人の多くは、後ろ姿が初対面となる。よく写真などで見る正面からの姿ではないのである。
そして、3つ目。やっぱり、これはそもそもということで、マーライオン、あんた自身がつまらん。大きくもなきゃ、歴史もない。彫刻が素晴らしいわけでもなく、どことなく中途半端。これではなという感じ。(その後で作ったセントーサ島のはでっかいらしいけど。)
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このように、前から見れば、それなりに豪快に水を吐き出す姿が見えるんだけど、それまでにつまらない後ろ姿と景色を見てしまってるから、なんだこんなもんかってことになってしまう。
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いや、すまん、すまん。
なんだかんだ言って、息子にはマーライオンのマグネットと、娘にはマーライオンがデザインされた絵葉書を送ったんだった。

結局、僕は、わずか10分くらいでマーライオン公園を後にし、村上龍の小説の舞台となった「ラッフルズホテル」に向かった。一昨日の最後の写真を見ると分かるのだけど、背後からは思いっきり黒い雲が追いかけてきていたのだった。
                                  (2008.1.29 シンガポールにて)
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-02-06 23:40 | 旅日記  

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