Down Under① ~世界最大・A380~

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オーストラリアに行くのも、南半球に行くのも初めてだった。
けど、なんとなくときめかない。僕にとって特別な文化のにおいがしないからだと思う。
いや、嫌いとかじゃなくて、なんとなくそこにしかないもんがあんまりなさそうな気がして。
というよりも、今回、ほとんど時間がないから、あえて、自分でそのときめきを制御してたのかもしれない。期待したって時間がないんだから・・・。
生まれて初めての南半球は、シドニー到着朝7時、そして翌8時には出発しなければならないという滞在時間わずか25時間の過酷なスケジュール。もちろん、遊びに行ってるわけじゃないから、仕事さえうまくスケジューリングできれば、とっとと帰ってくるしかない。
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シンガポールからシドニーへのフライト時間は約8時間。
これは今回の行き先の組み合わせを考えた僕の思い違いで、まさか、名古屋からシンガポールまでよりも時間がかかるとは思わなかった。だから、旅行会社から詳しい旅程をもらったときには、リスケジュールしたい気持ちでいっぱいだった。とにかく初めて行く南半球なのに現地での自由時間がほとんどない。後悔したけど、全てが進んでしまっていた。
ただ、唯一の救いは、シンガポール-シドニー間を世界最大の飛行機・エアバスA380が飛んでいたことだった。それまで、まったくそんな存在は知らなかったけど、旅行会社さんが僕にチケットをわたすときに、「シンガポールからはA380ですよ。」と笑顔で言って来た。
そのときは、軽く流したけど、あとで、調べたらえらい飛行機だということが分かった。実は、この飛行機に乗るためだけに、シドニーに行く人もいるらしい。
チャンギ空港の指定のターミナルへ行くと、ヤツは待っていた。威風堂々というか、まあ、貫禄十分。確かにでかい。
2階建て500人(確か)乗りの世界最大の飛行機に僕は乗り込んだ。
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搭乗口から、まずはビジネスクラスのシートの横を通り過ぎた。ビジネスクラスの広いこと、広いこと。これは満足するだろうな。(写真はありません。プライバシーを気にして遠慮しました。)
そして、その奥に控えるエコノミークラス。(上記写真)
これ、パソコンの専門学校の教室ではない。何か集団でやるロールプレイングゲームでもない。そう、飛行機のキャビンのなかなのである。
座席は思ったほど広くない。というか、普通にちょっと気持ち広いかなといった程度。シートもそんな豪華さは感じない。
なんだ、普通じゃないか。最初に座った率直な感じはこうだった。
ただ凄いのは、機内で飽きさせないこと。目の前にある画面では、映画は100本以上、CDは200枚以上を見たり聴いたりできる。(いや、もっとあったかも知れない。)
もちろん、オンデマンドだから、操作は自由自在。日本の映画も10本くらい入ってた。海外の映画(英語圏ばかりではなく、韓国映画、インド映画、香港映画など多種多彩だった)も何本かは日本語の吹き替えがついている。
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朝到着だから、僕はただ飛行機のなかではひたすら寝るつもりだったのに、つい映画を見てしまった。しかも、気持ち的にリラックスしたかったこともあって、見た映画は、「釣バカ日誌」。人生初の赤道越えの瞬間、僕は、ほくそ笑みながら、釣りバカ日誌を見ていたのだった。
そして、この飛行機、何が驚いたって、離陸の瞬間があまりにもスムーズ。
えっ、いつのまに飛んでんの?といった感じ。それくらいスムーズにふわっと飛んでいた。
ともあれ、映画を見て、ワイン飲んで、気持ちよくなったところで、眠りについた。
多分、3時間くらい寝ただけだったと思う。
朝7時、眠気まなこの僕は、夏真っ盛りのシドニーに着いた。
ふぁーあ。いま、そのときのこと思い出してあくびが出た。
                                  (2008.1.30 シドニーにて)
P.S
今日のタイトル。ダウン・アンダーって歌知ってます?僕らが大学生の頃、流行ったメン・アット・ワークの歌。そう、地図で下の方にあるから、オーストラリアのことを、“ダウン・アンダー”って言うんだってことは、この時知ったのさ。僕は教科書よりもレコードからいろんなことを学んだのだった。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-02-24 23:16 | 旅日記  

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