Down Under③ ~men at work~

b0041442_21332448.jpg

自分がしている仕事で少しだけ誇りに思っていることがある。
去年から今年にかけて、ある政府系機関の世界中の事務所11ヶ所のうち、10ヶ所を訪問した。そこは、日本の観光情報を各国に情報発信する機関、つまり、日本での旅行のことを知りたい旅行会社や個人の人たちはここに来る。そして、ここでいろんなパンフレットやガイドをもらって帰る。
シドニー事務所にも、他の国と同様に、日本中のパンフレットが並ぶ棚が入り口にあった。
そして、そこでまた僕は数少ない僕の“誇り”を見つけた。
僕が編集したガイドブック(写真の上、左から2番目)がここにも置いてあった。
このガイドは、4年前に初版を作り、その後2度改訂版を作り、今年もまた増刷して世界中に配られている。自分で言うのもなんだけど、LAでもパリでも北京でもソウルでも、そして、南半球のシドニーにも僕が作った本が置いてあるなんて、すげえことだと思う。
しかも、シドニー事務所の人から「いろんなパンフレット送ってくるんですけど、この本はいいですよね。」と褒めてもいただいた。ささやかな誇り。世界中でちょっとは役に立てることをしてるのかなという充実感。これを見れただけでも、僕は南半球に来た甲斐があった。
b0041442_21472649.jpg

インタビューは予定の時間を超え、1時間半に及んだ。
昼ごはんは、近くにあった「らーめん屋」。ウェイトレスは、みんな若い日本人女性。
「らーめん屋」とはいえ、オープンカフェスタイルで、僕は燦燦と降り注ぐ明るい太陽の下で、中華丼を食べたのだった。
次のアポまで2時間。歩いて15分くらい先にあるから、多少の時間がある。クライアントさんとは、アポの時間まで再び別行動をとることにした。
「らーめん屋」のウェイトレスに、オーストラリア博物館は面白いか聞くと、「いったことがないんです。」と。じゃあ、多分つまらないんだろうなと推測し、行くのをやめた。
「日が暮れるのは何時?」僕は、今日の行動予定を日没にかけた。
「大体8時頃です。サマータイムなんですよ。」 「そんなに遅いんだ。」
どうやら仕事が終わったあと、何時間かは行きたいとこに行けるかもしれない。
先にオペラハウスとか見ておこうと思ったけど、とりあえずアポ先の近くまで町を歩くことにした。
b0041442_21531090.jpg

シドニーの繁華街をほぼ立ち止まることなくひたすら歩いた。町の建物は、新旧が織り交ざっており、派手な看板も最小限にとどめられていて、町全体に気品も感じる。途中入ったモールのデザインも、アジアの町では見られなかった雰囲気。ショッピングをしているOL風の人たちや、カフェでお茶する人たち、楽しそうに食事をするビジネスマンたち。シドニーのシティ・ライフの様子を眺めながら町を歩き続けた。
b0041442_2158436.jpg

ビルの合間から見えたシドニータワー。あちこち行けそうにはないけど、タワーから町を眺めようか。時間的にはあがってすぐ降りてくれば間に合いそうな時間。とりあえず、タワーまで行き、入場券売り場まで行った。けど、待ち時間20分ということで諦めた。
b0041442_2202585.jpg

結局、僕は、そのまま街をぶらぶら歩いただけで、どこという場所にも行くことはなかった。子どもたちへのおみやげを買い、次のアポ先に向かった。
「今朝来て、明日朝帰るんですよ。」「あら、なんてもったいない。」
オーストラリアに来て、うん十年というベテラン職員の方に残念がられた。
「ごめんなさい。いつかまたプライベートで来ます。」「その方がいいかもね。」と笑ってた。
そして、さらに次のアポ先へ。
仕事は順調に進み、シドニーでの仕事は5時で終了。
そういえば、意外に眠くならなかったな。
さあ、シドニーの観光名所にでも行くか。
すっかり開放された気分で、僕はオペラハウス方面に再び歩きはじめた。
                               (2008.1.30 シドニーにて)
[PR]

by huehuki-pi-hyoro | 2008-02-27 22:07 | 旅日記  

<< Down Under④ ~かも... ひょっとして小休止ネタ見逃した方へ >>