Down Under⑤ ~in a harbor~
2008年 03月 02日
最後のアポ先から、シドニーハーバーのサーキュラキーまでは歩いて10分ほどだった。
いつの間にか、ちょっと小洒落た店やレストランが増えてきたと思ったら、すぐにハーバーブリッジが見えた。シドニーの発祥の地と言われるロックス界隈は後回しにして、とりあえずオペラハウスの元まで向かった。世界遺産にも登録されたまさにシドニーの、そしてオーストラリアの象徴。
このあたりは、観光クルージング船が行き交い、オープンテラスのレストランには観光客と地元客が入り混じったにぎやかなウォーターフロントエリア。
オペラハウスに向かうのは僕のような観光客がほとんどで、みんな記念写真を撮っている。
間近に立って建物を見上げた。中には残念ながら入れなかったけど、日本語によるガイドツアーも行われてるようだ。建築的には面白いと思う。さしたる感嘆や感動はないけど、まあ、その、そんなもんなわけで。マーライオンとともに、世界がっくり名所と言われるのもわからないわけでもない。けど、ここは、建物だけじゃなくて、この中で演じられる芸術が大事なわけで・・・・、見た目だけで“がっくり”とか言われるのも本意じゃないだろうな。なっ、オペラハウスさん。
オペラハウスのライトアップも見たかったから、日が暮れるまでここにいてもよかったけど、何せシドニーで残された時間がない。
オペラハウスは、ちょっと建物のまわりを歩いただけで、すぐに戻った。
まだ5時半くらいだというのに、サラリーマンやOL風の人たちがレストランに繰り出している。そんな楽しげな様子を横目で見ながら、僕はロックスあたりに向かった。
途中、男女2人組のストリートミュージシャンに出くわした。そういえば、シンガポールでは全く見なかったな。お手並み拝見と2曲ほど聴いて、その場を後にした。よかったらもっと聞いたと思うけど・・・。
(2008.1.30 シドニーハーバー/サーキュラキーにて)
P.S
ハーバーブリッジには、超有名なブリッジ・クライムアトラクションがある。最上部134mの高さまでなんと歩いて昇っていく。高所恐怖症の僕には絶望的なアトラクション。平日でも155ドルだから、1万5千円くらいかかる。けど、これが大人気らしい。橋のブリッジの上を歩いていくってアトラクションははじめて聞いた。日本にはないだろうな。
しかし、ちょうど、降りてくるところに出くわしたけど、写真で見るだけでも怖そう。恐る恐る歩いてるって感じだもんな。途中でやめたくなる人も何人かいるだろうな。(ときどき、僕はジェットコースターに乗ってから、もうお願いですから止めてくださいと思うことがある。)
by huehuki-pi-hyoro | 2008-03-02 10:22 | 旅日記