Dailand③ ~トゥクトゥク~


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朝10時からのアポ先は、ホテルから歩いて10分ほどのところにあった。
前日、ホテルに入ったまま一歩も外に出ず、さらに朝、散歩しようと思ってた思惑も、蓄積する疲労には勝てず、結局、アポ先に行くのがはじめてのバンコクの町歩きになった。
仕事先に向かうのでなければ、何度も足をとめたいと思った市場や人が群がってるところもあったけど、そんな余裕はなく、ひたすらアポ先まで向かった。
最初のアポ先の所長も誠実に対応してくれた。
無事、インタビューを終え、次のアポ先へ。
ただ、アポの時間は2時。まだ、時間があった。
僕はホテルに戻り、その束の間の時間を使ってたまっている原稿を書いた。
昼飯は、クライアントさんとホテルのレストランで食べて次ぎのアポ先へ。
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次のアポ先は、問題のタイ語の地図しかない旅行会社。
飛行機のなかでの青年のアドバイスどおり行けばよかったけど、なんとなく町の大きさやその行き先のイメージもつかめたことから、とりあえず歩いて向かおうということになった。
時間がまだあったし、僕は少しでも町を歩きたかった。
幸運にもクライアントさんも町歩きはお好きのようで、そこでもめることはなかった。

見える目印と、意味不明の文字の整合性を図りながら、目的地の方向に行ってるのは分かった。ただ、途中で、このままでは間に合わない恐れを感じ始めていた。
まったく迷わなければ丁度の時間くらいに着く感じだったけど、通訳とはそこで待ち合わせしてるから、やはり先に着かなければならない。
で、20分くらい歩いたあとで、結局、バイクタクシーの「トゥクトゥク」を止めて乗り込んだ。
地図を見せて分かるかというと、「OK」という。
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最初から乗ればよかった。飛行機の青年の言うとおりにするべきだった。
彼が「タクシーに乗っていった方がいい」と言ってたことを忠実に守るべきだった。
トゥクトゥクに乗ってから目的地周辺までは5分くらいで着いた。
カタカタカタと安っぽいバイク音だけど、まあまあ快適な走り、風が心地よい。
アポの時間まで、まだ10分時間はある。間に合った。
そして、トゥクトゥクに乗った記念写真を撮る余裕はここまではあった。
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ところが、ここからが難航した。着いたあたりは、オフィス街ではなく、まったくの住宅街。
降ろされた目の前にある駄菓子屋のような店にいた親父にトゥクトゥクの運ちゃんが地図を見せて目的地を聞いてくれた。そして、その愛想のいい親父のいう方向に歩いて向かった。
ところが、それらしきところがまるで見当たらない。
少しまわりを歩いたけど、気配がない。住宅しかないのだ、
もう一度、トゥクトゥクを降りたところまで戻り、冷静に考える。ただ、文字はまるで読めない。
通訳の携帯番号も聞いてなかった。まずい。
あたりをもう一度歩いていると、税理士事務所のようなオフィスがあり、その前にいた警備員のような人に聞いた。英語は通じた。彼も親切だった。とても親切だった。
今度は駄菓子屋の親父とは違って、的確な行き方を教えてくれた。
なんとか、ぎりぎりの時間に着いた。
そのオフィスは住宅を改造してオフィスにした感じのところ。
通訳の人だって迷ったって言ってるんだから、日本人の僕らが迷って当然だった。

そして、そこでのインタビューを1時間で終え、最後のアポ先へ。
そこも順調に仕事を終え、今回のツアーの仕事は全て終わった。

さて、夜のバンコクへ繰り出すか。大ちゃんとは7時半の待ち合わせだった。
                                        (2008.2.1 バンコクにて)
P.S
そういえば、2つ目の訪問先の担当者がオナベだった。
髪は角刈りに近い。しかも、アゴからは、ちょろっと細長いひげが伸びている。
声もかすれた感じ。
僕は男性と思って話してた。ところが、しばらくして、“胸”があるのに気がついた。
あれ?女性? この国では、これは珍しいことではないという。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-03-24 22:46 | 旅日記  

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