Dailand⑧ ~賭場のざわめき~

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ムエタイの会場に入ると、そこにはざわざわとした熱気があふれていた。
ただ、それは、スポーツを応援する歓声や声援とは違い、どちらかといえば、競艇場や競輪場の雰囲気に近いざわめきだ。
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試合は淡々と進んでいく。
観客(博打うちたち)は、どうやらラウンドごとに賭けているようだ。賭けている選手(選手っていうのもなんかピンと来ないけど・・・)が攻勢に出ると、一斉に加勢する声が沸き起こる。チャランボ(相手を抱え込んでの膝蹴り)を繰り返すと、会場全体から「オゥ!オゥ!」と声を合わせての声援が始まる。どんな仕組みで賭けが成立しているか分からないけど、とにかくこの様はスポーツではなく、まさにギャンブルの場だった。
試合はやらされてるだけどいった感じで、迫力あるKOシーンなど期待できる雰囲気ではない。
「やってる連中は、毎日のように試合するから疲れるし、お互いにケガもしたくないってのもあって、なんかだらだらした試合が続くんですよ。」
大ちゃんから事前に聞いてことが、そのまま目の前で繰り広げられてた。
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試合前の民俗音楽に合わせて踊る儀式。
これは、むしろリングサイドに陣取った外国人観光客相手のエンターテインメントなんだと思う。元々は意味のある儀式なんだろうけど、それは、タイ独自の文化になっている。選手には失礼かも知れないけど、試合よりも、この儀式の方が一生懸命やってるようにも見えた。

結局、試合は2試合だけ見て帰った。これ以上、何試合見ても同じだろうと。
ただ、夕方から真夜中まで続くその賭場の雰囲気、そして、歴史のあるバンコクの庶民文化に触れられただけで、僕は満足だった。

そして、さらに夜は続いていった・・・・。
                            (2008.2.2 バンコクにて)
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-04-17 02:31 | 旅日記  

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