夜明け前~sunshine

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起きたのは5時。外はまだ真っ暗だった。
5時半に民宿を出たときは、月は煌々と輝き、普段の倍以上見える星もきらめいていた。
民宿の厨房では朝ごはんの準備をはじめている様子。
僕は開いているかどうか不安だった民宿の玄関を開け、外に出た。
女将に勧められたとおりの道を歩き、海の見えるところまで向かった。
ただ、本当にまだ真っ暗で、しかも、街灯などまるでない林のなか。
懐中電灯代わりにと、携帯電話の画面を前に照らしたけど、まったくの無駄だった。
頼りになるのは、月明かりしかなかった。
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歩いて15分くらいで、目的地に着いた。
うっすらと水平線が明るみはじめていた。
それから、30分。
座るところもなく、ただ、立ったまま波音だけを聞きながら水平線に昇る太陽を待った。
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御前崎で見れなかった水平線からくっきりと昇る太陽は、今回も見えなかった。
けど、雲に隠れながら、ゆっくりと昇ってくる太陽ははっきりと分かった。
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そこから昇る太陽は早い。
あっという間に僕の顔に暖かい日差しを浴びせてくる。
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手作りの地図にはウォーキングコースとして海辺までの道が書いてある。
そこから海岸まではだいぶ高さと距離があるようだった。
その距離がどのくらいあるのか、まるで見当がつかなかったけど、聞こえる波の音からすればそんなに遠くないだろう。
朝ごはんの時間まではまだ1時間あった。多少迷ったところで取り返しはつくだろうと、散策路を海へと下っていった。途中、判断に迷う道はあったけど、10分くらいで海辺に着いた。
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たったの10分の間に、日差しはさらに強くなり、まぶしいくらいになっていた。
ここから見る太陽もよかった。
そして、僕は、かなりの満足感を得ながら、民宿へ戻っていったのだった。
                                             (2008.11.14)    
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-18 23:14 | 旅日記  

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