<   2008年 11月 ( 19 )   > この月の画像一覧

 

Closing Time

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高校の同級生が経営していた喫茶店が今日、店を閉じた。
道路建設の用地対象となり、店は閉じられた。
それは彼女にとって犠牲の道なのか、幸運の道なのかは分からない。
ただ、長い間、夫婦で切り盛りしてきた店。
どんな思いで店を閉じるのか、僕らが口を挟む余地はないだろう。

店をやめるという話は聞いてたけど、今日閉店することは昨日知った。
すぐに高校の仲間にメールを入れ、最後のコーヒーを飲みに行こうと誘った。
僕以外の2人は、真夜中まで飲んでたのに早く起きて男3人でモーニングへ。
実は彼女の店、すぐ近くにあるわけじゃない。
車で約40分かけて、お別れをしに彼女の店に行った。
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僕らが着いた開店時間の9時には、客が僕ら以外で1組だったのに、あっという間に、店内は満席となっていた。日曜日の朝はモーニングでといった風の家族連れや、僕らのような男仲間たち。僕らは、たまにしか来ない特別な目的客だけど、日常的にこの店に来ていたこの常連客さんたちにとって、今日で閉店ってのは寂しいだろうなと思いながら見ていた。
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僕にとってすごく嬉しいことがこの店にはあった。
映画「天まであがれ!!」のポスターを、ずっと貼り続けていてくれたこと。
そして、僕が書いた本も、まとめて入り口のところにずっと置いてくれていたこと。
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実は、彼女とは高校時代には話しをしたこともなく、お互いに存在もよく知らなかったいわば後付けの仲間なのに、こんな風にしてくれていた。
映画なんかもう2年前に終わってるのに、ずっと貼ってくれていた。
ありがとう。本当、ありがとう。
今日、僕はこの写真を撮りたくて来たといってもいいくらいに、嬉しいことだった。
帰りには交替交替に店との記念写真を撮って帰った。
僕は数回しか行ったことがないけど、他の2人は何度も何度も来た店。
それぞれの思い出のある仲間の店に、僕らも別れを告げた。
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今、7時を回った。ぼちぼち閉店の時間だろうか。
二人はどんな思いで、この店の最後を見届けるんだろう。
                                         (2008.11.30 新城にて)
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-30 19:17 | 日記  

学芸会 

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娘の学芸会へ。
娘だけというよりも、僕にとっては、娘と10数人のベアーズの子どもたちといった方が正しい。
娘は普段の娘と違う姿、そして、ベアーズの子たちは少年野球のグランドとは違う姿が見たかった。
だから、娘が出た演目だけじゃなく、ほかの演目もいくつか見てきた。
娘が嫌がるかも知れないと、事前に僕が行くとは言ってなかった。
1年くらい前に、学級参観に行ったとき、教室の後ろのど真ん中から見てて、「お父さん目立つから恥ずかしい」と言われて以来、僕は、こっそり行くようにしている。
娘のクラスにもベアーズの子らが7人いる。
正直、5年生の間では一番有名なお父さんなのだ。だから、娘にはそんな複雑な思いがある。

5年生の演目が終わり、戻ってくるこどもたちと会った。
「いっぱいセリフあったなあ。」と娘に声をかけた。
娘は何も言わなかったけど、僕の顔を見て、「来てたんだ」と嬉しそうな顔をしてた。
ベアーズの子どもらにも同じように声をかけた。
「お前、あの役、最低だな。(笑)」、「がんばったな。」、「お前、セリフ全然ねえじゃなえかよ。」

学芸会を見るのもあと1年。
ここんとこ、1ヶ月近く仕事休んでなかったけど、今日だけは休むと決めていた。
去年見られなかったことを後悔していた。来年もまた必ず来る。
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≪追想≫
34年前、僕は、同じ舞台に立っていた。(↑しかし、同じ時期なのに、半ズボンが多い)
僕らはこの体育館の竣工後、初の学芸会の舞台を踏んだ。
あのときのことははっきり覚えている。僕は、下駄を投げて天気占いをする演技をした。投げた下駄が、表を向こうが、裏を向こうが、「表が出たから、明日は晴れだっ!」っていうセリフを言わなければならなかった。確率は2分の1。練習でも表を向くことはほとんどなかった。いざ、本番、下駄は表を向くことはなかった。裏になった下駄を見て「表が出たから・・・・」と演技した。会場からはざわざわした笑い。
あのときの緊張とか、衣装を親戚から借りてきてとか、今日、学芸会を見ながらいろんなことを思い出していた。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-29 12:43 | 日記  

三河湾に浮かぶ離島から朝日を見ていた

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3週間続けて泊まりの出張に出掛けた。
いずれも海のそばにある宿に泊まり、毎週、5時に起きて日の出を待った。
静岡の太平洋にあがる太陽、リアス式海岸の三重の海から昇る太陽、そして、三河湾の小島から半島越しに昇る太陽。
ちょっと早く起きるだけで味わえるそれぞれの旅の感動。
そこにある空が描く芸術、波の音、気持ちのいい空気、漁船を漕ぎ出す漁師たち。
旅に出たら、朝日を見よう。こんなにも純粋になれる感動的な朝はない。
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鳥も一緒に日の出を見ていた。美しい光景への思いは鳥も人間も同じなんだろう。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-26 23:37 | 日記  

虹といえば天地真理

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虹を見ると、天地真理の♪虹の向こうは~♪というフレーズが浮かんでくる昭和30年代生まれの者です。あなたは虹と言えばどんな歌が浮かびますか?

今日、家に帰る途中で見た、ぶっとい虹。
しかも、天に向かってほぼまっすぐに伸びている。
写真だとそれほどまでには見えないかも知れないけど、見たときは、こんなにぶっとい虹は見たことないと、女房に「北の空にぶっとい虹が出てるぞ!」と電話した。
空はどんよりとしてて、コントラストとしては決して美しくはなかったけど、迫力ある虹だった。
                                       (11.25 家のすぐそばにて)
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-25 17:28 | 日記  

偉大なる先人

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仕事で何度も行っていながら、実は、まともに施設を見ていないというところが結構ある。
このミキモト真珠島もそのひとつ。
仕事で2度行ってるけど、ヒアリングをしただけで、施設はまともに見ていなかった。
今日、鳥羽までイベントを見に、フェリーに乗って出掛けた。
そして、そのイベントの間の時間に、隣にあるミキモトへ。
時間は1時間ある。いつもの視察でも、これだけ時間をとることはまずない。
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博物館のなかでの説明もしっかり聞き、養殖真珠が出来るまでをしっかり学んだ。
そして、海女さんの実演も、これまで横目でしか見てなかったけど、最初から最後まで見させてもらった。
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手を振りながら船に乗ってやってきた3人の海女さん。
写真で手を振っている子は、まだ二十歳の新人のお嬢さん。
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海女さんたちのシーズンは11月までだという。
今日の鳥羽は暖かく、水温は17℃だったけど、それでもあの薄着ではもう限界だろう。
船に積まれたストーブがさぞ暖かろう。
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実は、今日の収穫は、博物館でもなければ海女さんでもない。
世界で初めて真珠の養殖に成功した御木本幸吉の偉大な生き様に感銘を受けた。
御木本幸吉記念館だけで、30分はいたかも知れない。
生い立ちから、ビジネスの考え方、生活、家族、自分自身の生き方、ユーモアとホスピタリティ、夢、それぞれを追っていくにしたがって僕はぐいぐいと惹きつけられていった。
そして、少なからぬ刺激を受けた。
尊敬すべき偉大な先人がひとり増えた。
                                          (2008.11.23 鳥羽にて)
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-23 21:50 | 旅日記  

社交界デヴュー

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主催者のサイトによれば、“名古屋で最も格式の高い国際イベント”という盛大な国際パーティーへ。
お話をいただいた時には、間違いなく僕などの品格のない者は浮くだろうと迷いつつ、社交界デビューへのせっかくの機会と出席させていただいた。
そして、その社交界のパーティーってのはどんな世界なんだろうという興味もあった。
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会場は、名古屋トップ3に入る高級ホテルの大宴会場。
受付の名簿は全て英語。そして、ここかしこで聞こえてくる会話はほとんどが英語。
肩身が狭い。そして、ウェルカムドリンクをとりに行くと、そこでも英語で話しかけられる。
それは、僕が香港人あたりに見えたのかどうか分からないけど、このままこのパーティーは全て英語が公用語なんだろうかという不安。
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ただ、そんな不安を消してくれたのが音楽だった。
黒人ジャズボーカルの生演奏は開演からしばらく続いていたし、スピーチや表彰、抽選会なども織り交ざってたけど、日本のパーティーにある政治家の挨拶みたいな間延びはない。常に、それぞれのスピーチや表彰にも音楽がついてまわる。
パーティー全体にリズムがあり、ライブ感がある。
これは、僕にとっては救いの神だった。だから、退屈はしなかったし、楽しくもあった。
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後半はダンスパーティ会場と化し、みんなが楽しんでた。
うん、これが、アメリカンスタイルのパーティーなんだろう。
とにかく人との出会い、再会、そして、その夜、その時間を楽しんでる。
パートナーでもいればもっと楽しめたんだろうけど、ひとりでもそれなりに楽しめた。
また、来年、声がかかるかどうか分からないけど、こんな夜もたまにはいいなと。

P.S
b0041442_11221047.jpg会場にいたRadio-iのクリスさん
いつも僕はこのFM局を聞いてるし、いつもgood musicを届けてくれるお礼が言いたくて声をかけた。
「いつも聞いてます。radio-iの選曲すごくいいですよね。いつもいい音楽ありがとうございます。」
「ありがとうございます。これからもずっと聞いてください。」
笑顔のクリスさん。あのセクシーヴォイスの生声(なまごえ)を聞いた。
記念撮影をし、握手をしてお別れした。
心からの気持ちを込めて「ありがとう」といいあえるのはいいなと。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-22 11:11 | 日記  

名古屋飛ばさず

OASIS偉い。ポール・ウェラー偉い。
シェリル・クロウにも、ジャクソン・ブラウンにも、ダフィーにも、コールドプレイにも、ついにはクラプトンにまで振られてしまった名古屋に来てくれる。
(ちなみに、mocchyさん、OASISは3/22に北の大地にも行きますよ。)
しかし、真駒内セキスイハイムアイスアリーナって・・・、なげえ名前。
まあ、名古屋の日本ガイシホールってのも味気ないけど・・・。
もちろん、両方とも行くさ。
ちょっと元気出てきた。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-19 23:30 | 日記  

夜明け前~sunshine

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起きたのは5時。外はまだ真っ暗だった。
5時半に民宿を出たときは、月は煌々と輝き、普段の倍以上見える星もきらめいていた。
民宿の厨房では朝ごはんの準備をはじめている様子。
僕は開いているかどうか不安だった民宿の玄関を開け、外に出た。
女将に勧められたとおりの道を歩き、海の見えるところまで向かった。
ただ、本当にまだ真っ暗で、しかも、街灯などまるでない林のなか。
懐中電灯代わりにと、携帯電話の画面を前に照らしたけど、まったくの無駄だった。
頼りになるのは、月明かりしかなかった。
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歩いて15分くらいで、目的地に着いた。
うっすらと水平線が明るみはじめていた。
それから、30分。
座るところもなく、ただ、立ったまま波音だけを聞きながら水平線に昇る太陽を待った。
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御前崎で見れなかった水平線からくっきりと昇る太陽は、今回も見えなかった。
けど、雲に隠れながら、ゆっくりと昇ってくる太陽ははっきりと分かった。
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そこから昇る太陽は早い。
あっという間に僕の顔に暖かい日差しを浴びせてくる。
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手作りの地図にはウォーキングコースとして海辺までの道が書いてある。
そこから海岸まではだいぶ高さと距離があるようだった。
その距離がどのくらいあるのか、まるで見当がつかなかったけど、聞こえる波の音からすればそんなに遠くないだろう。
朝ごはんの時間まではまだ1時間あった。多少迷ったところで取り返しはつくだろうと、散策路を海へと下っていった。途中、判断に迷う道はあったけど、10分くらいで海辺に着いた。
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たったの10分の間に、日差しはさらに強くなり、まぶしいくらいになっていた。
ここから見る太陽もよかった。
そして、僕は、かなりの満足感を得ながら、民宿へ戻っていったのだった。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-18 23:14 | 旅日記  

“ふるさと”に泊まる

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熊野古道から、車で数分にある山あいの温泉に泊まった。
ここは、ふるさと。そう、地名が古里なのだ。
気のいい女将さんがいる民宿に泊まり、浴衣でそぞろ歩きで行ける古里温泉で疲れを癒した。
「おかみさん、こっから、日の出が見えるとこって歩いて行けます?」
もっぱら、僕の旅の楽しみのひとつ(いやクライマックスといえるかも知れない)となった日の出ショー。景色のいい旅先では、これだけは欠かせない。
「ええ、こっからやったら、温泉の先の道をずっと行って、そしたら、3本に分かれる道があるから、それを右に行ったら10分くらい歩いたら海が見えますよ。水平線から上るのは綺麗ですよ。」
感じのいい三重弁があまりにも優しく聞こえる。
僕は、食事を終えて(酔っ払って)、部屋に戻り、この辺りの手書きでできた手作りの案内地図を持って、再び片付けをしているおかみさんのとこへ行き、念押しで日の出スポットを確認した。
「ここでいいんですよね。」
「ええ、けど、ここやったら木があって邪魔かも知れないから、もうちょっとこっちまで行った方がいいかも知れませんねえ。」
女将が勧める最高の日の出スポットを教えてもらった。
そして、5時に目覚ましをかけ、僕はつかの間の眠りについた。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-18 01:33 | 旅日記  

古道を歩く

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世界遺産・熊野古道を歩いた。
国内では、知床、日光、京都、奈良、法隆寺、姫路城、原爆ドーム、厳島神社、白川郷・五箇山に次いで10個目の世界遺産体験。14個登録されているうちの10個目だから、ゴールも見えてきた。ただ、残っているのは、沖縄、屋久島、白神山地、石見銀山と、容易に行けるとこではない。けど、だからこそ行ってみたいという欲望が湧いてくる。
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歩いたのは、最も絵になる古道のひとつである馬越(まごせ)峠。
いにしえの旅人たちも、同じ道を歩いた。そんな歴史ロマンを感じる。
ここには何の細工もない。ただ、昔のままの道と森が残されているだけだ。
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今回は視察目的だったため、20分ほど登ったところにある「夜泣き地蔵」まで行って折り返した。
すれ違った若いカップルが、その先にある絶景のポイントまで行ってきたと言っていた。
「むっちゃ絶景だったですよ!!」と語る女の子が興奮していた。
関西人が「むっちゃ」というときは、最上級であることは間違いない。
視察だから断念したけど、プライベートなら間違いなく、その先まで行っていた。
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1月にまたこの町に行くことになっている。
そのとき行けるかどうか分からないけど、いつか、必ずこの峠を征服したいと思っている。
そして、その先には、国内世界遺産の征服も。
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by huehuki-pi-hyoro | 2008-11-16 10:17 | 日記