日本的一家芸人

大学の授業で、僕の助手として手伝ってくれている中国からの女子留学生が一冊の本を貸してくれた。
僕があげた東海地方の中国語ガイドへのお礼として「先生、これ読みますか?」と言って貸してくれた。
この本は、日本人を相手にツアーガイドをするための教則本で、その内容は驚くほどに濃い。
日本国内のバスガイドさんたちの教則本を見たことはないけど、おもてなしの心から、いろんな場面、場面での対処の仕方や話し方など、僕自身も勉強になった。
旅行会社でのガイドを目指す彼女のメモもしっかり書き込んであって、どれほど勉強したかは想像がつく。
(ちなみに、漢字はもちろん、ひらがなも僕よりも数段うまい)
けど、彼女は旅行会社の試験は受かったんだけど、ガイドの試験に落ちてしまったそうだ。
「筆記は通ったんですけど、口頭の試験でダメでした。」と笑って僕に話してくれた。
だから、彼女は留学を決意したんだと思う。
もっと上手に話せるようになって、もう一度、チェレンジするんだろうと思う。
がんばってね。
いつか、中国に行ったとき、彼女のガイドで旅行をしてみたいとも思う。
b0041442_7112991.jpg

その教則本の途中の1ページ。
「知っておく言葉」として、どうやら「笑い」に関する言葉が並べられている。
そこには、「駄洒落を言う」「落ちをつける」「ボケ」「突っ込み」など、中国人にとっては高度な言葉が並ぶ。
そして、「吉本興業」が並んでいるのには笑ってしまった。
日本的一家芸人と訳された「吉本興業」は、ボケ、突っ込みに並んで欠かせない言葉なんだと。
b0041442_7344228.jpg

by huehuki-pi-hyoro | 2009-06-16 07:23 | 日記  

<< 体の力 夏フェスで会いましょう >>