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one day in 上海① ~空~

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朝8時台の飛行機に乗り、上海に向かった。
着いたのは上海時間で11時頃だったかな。
上海の空港で出迎えてくれたRyuさん。
屈託のない笑顔。そして明るい。
ホテルに向かう車のなかでも、ときどきチャイニーズジョークを交えながら、会話がはずむ。
ところが、車が走り出して3分くらいで、「では、ここからはお休みタイムです。」と一方的に会話を打ち切った。それは、たぶん、空の旅で疲れてるだろうから、どうぞお休みくださいという意味だろうけど、日本語の表現的にどこか冷たさを感じた。
彼に悪気はないだろうけど、そういうときの日本語でも教えてあげようかと思った。
前日会社で徹夜してたとはいえ、逆に飛行機の中で寝てきた僕は全然疲れてなく、上海の今のことをもっともっと話したかった。
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空港からホテルへは40分くらいで着くという。
僕はただひたすら上海のどんよりした空と町の風景を見るしかなかった。
海外へ来るといつも、まず空を見る。
意識してそうしてきたわけじゃないけど、今回、上海の空を見ながらそう思った。
そいうえば、いつも、空港から町に向かうとき、いつも空を見てるなと。
クアラルンプールでも、バンコクでも、シンガポールでもシドニーでもいつも空を見ていたことを思い出す。
それは、空港から町に近づいていくときに、広い空がだんだん視界からせばまっていき、気がついたら町のなかにいる。そんな風景鑑賞をしているからだと思う。だから、空がまず印象に残ってるんだと思う。

そして、いつも空と太陽と月は世界どこでも同じなんだってことを実感する。

中国の郊外に見える風景はどこでもこんな感じで、巨大な住宅団地か、巨大な工場のような建物が連なっている。建物自体に個性はなく、ただ整然と建物が並んでいる。
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町の中心部に向かう途中に、林立、いや乱立する高層マンション群。
建築基準法を疑いたくなるような、マンションが所狭しと立ち並ぶ。
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この20年くらいの間に急成長を遂げた上海。
高層ビルの数は半端ではない。名古屋駅前の数本の高層ビルなど、猫の額程度しかない。
とにかく中心部へいけば見渡す限り、高層ビルだらけ。
もちろん、その分、この町には人が溢れている。
とてつもないエネルギーを持ちながら、この町はさらに発展し続けようとしている。

そんな町を抜け、車は上海駅前のホテルに着いた。(つづく)
                             (2010.11.17 上海にて)

by huehuki-pi-hyoro | 2010-12-12 23:48  

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