忌野清志郎ロックンロールショー  ~清志郎の言葉を感じた夜~

始発電車には乗り遅れたけど、6時半過ぎの東海道線に乗って東京に向かった。
デイバッグには、清志郎さん関連の本2冊と、昼飯用の菓子パン2つ。
ipodには、清志郎さんの歌を400曲詰め込んだ。
途中、島田、熱海、小田原、町田、八王子で乗り継ぎ、高尾についた時は昼を回ってた。

清志郎さん関連の本は、何冊も買ったけど、実は、これまで読んでなかった。
読む気がしなかったというか、自分なりの整理ができてないのに、他人の言葉に整理されたくなかった。
けど、もうあれから2年。ぼちぼち、いいかなと。
町田に着く前に、今井智子さんの「Dream to remenber 清志郎がおしえてくれたこと」を読みきった。それまでの5時間、ずっと耳では、RCや清志郎の歌が延々シャッフルで流れていた。

高尾に清志郎さんは眠ってる。いや、ずっと起きてるかも。
2年前、青山ロックンロールショーには行けなかった。それをずっと悔やんでいた。
家族以外で最も大切な人が旅立つのに、その場に行けなかった。
だから、この高尾に早く来たかった。そして、直接、感謝したかった。

花屋のお姉さんに聞いたら、やっぱり、今日は多くの人が来てると言ってた。
「今日は夜ライブがあるんですって?だから、皆さん、朝からいらっしゃってましたよ。」
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ブーケを買って、清志郎さんへのメッセージを添えた。
「Love&Peace Forever R&R  Thanks清志郎さん」
女房の分もと思って、僕と女房の名前で捧げた。

高尾を出たのは1時半。
次は、国立に向かった。国立は、清志郎さんの聖地。
ここにもずっと来たかったけど、なかなか機会がなかった。
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ここにも何人かが代わる代わるやってきていた。
「たまらん坂」の看板を管理してくれているお姉さんに偶然遭遇し、清志郎さんがかつて住んでた辺りの場所を教えてもらっった。僕は、そこまで行って、かつて長屋風のアパートがあったその道を歩いた。ただ、歩いただけだけど・・・・。そして、そこに見える風景を東西南北見渡した。
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武道館へは開演直前に着いた。
今日はロックンロールショー。特別な感傷や気概もなく、ただ、楽しみに来た。
4時に始まり、終演はなんと10時。
僕は10時の最終新幹線に乗らなければならず、9時半に会場を後にしたけど、それまでの5時間半でもう十分だった。
清志郎さんを愛する、清志郎さんをリスペクトするアーチストたちの競演、そして、何より、ここに集まっている1万人の大の清志郎好きな仲間たち。ここにいられるだけで、僕は幸せである。
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ライブは、いきなりの「雨上がりの夜空に」。
そしてCHABOが「激しい雨」で、RCサクセションが聞こえる~♪と歌う。
その後は、それぞれが基本2曲づつを歌っていった。
それぞれの2曲が濃かった。それぞれの思いいれや思い出がある曲を歌う。
だから、その思いはそのまま伝わってくる。
トータスの「よそ者」、ゆずの「イマジン」、サンボマスターの「世界中人に自慢したいよ」、矢野顕子の「ひとつだけ」、原田郁子の「銀河」、民生の「スローバラード」、クロマニヨンズの「いいことばかりはありゃしない」、ハナレグミの「君を呼んだのに」、泉谷のアカペラ(?)の「ラブミーテンダー」・・・・。
泣かないって決めてったけど、これらの曲には涙が自然とこぼれた。
思い出しても、もう一回1曲1曲を聴きなおしてみたい。そんな名演が続いた。
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気がついたら、時間が随分経っていた。あっという間に時間が過ぎていた。
清志郎さんの歌を何時間も聞きながら、改めて思ったことがある。
僕の心の壁には、何枚もの清志郎さんの言葉が貼られてて、それは、壁一面じゃなくて、何層も何層も、僕の心を作ってるってことに、今さらながら気がついた。
歌ってる人は違うけど、言葉はすべて、清志郎さんの言葉。
そこにはもう清志郎さんの歌声はない。
けど、歌われる言葉は、ただの「歌」ではなくて、言葉として、僕の心に焼きつかれている。
それは、もう、とてもはがすことなんかできない。

素敵なロックンロールショーだった。また、来年あるのかな。ずっと行きますよ。
武道館ベイベー!
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【演奏曲目】
※記憶が曖昧だったり、勘違いしてる、間違ってるのもあるかも知れませんが、覚えている範囲で。
 出演順はかなり前後してると思います。

1.雨上がりの夜空に(宮沢和史、浜崎貴司、ゆず、民生など何人かがボーカル)
2.激しい雨(仲井戸“CHABO”麗市)
3.スイート・ソウル・ミュージック/ダンスミュージックあいつ(Leyona)
4.ラッキーボーイ/Midnight Blue(金子マリ with マリちゃんファミリー)
5.Jump/ドカドカうるさいロックンロールバンド(斉藤和義)
6.すべてはALL RIGHT/よそ者(トータス松本)
7.雨上がりの夜空に/サマータイムブルース/ラブミーテンダー(泉谷しげる)
8.金儲けのためにうまれたんじゃないぜ/イマジン(ゆず)
・・・・・この辺りから順番の記憶がないですので、番号は適当に・・・・・
9.トランジスタラジオ/世界中の人に自慢したいよ(サンボマスター)
11.危ない二人/トランジスタラジオ(東京スカパラダイスオーケストラ)
12.銀河(原田郁子)
13.ファンからの贈り物/2時間35分(真心ブラザーズ)
14.君が僕を知ってる/デイドリームビリーバー(浜崎貴司&高野寛)
15.恩赦/ひとつだけ(矢野顕子)
16.多摩蘭坂/君を呼んだのに(ハナレグミ)
17.僕の自転車の後ろに乗りなよ/うわの空(宮沢和史)
18.幸せハッピー(細野晴臣&高野寛)
19.自由/不思議(YUKI) ・・・・無茶、可愛かった。
20.スローバラード/チャンスは今夜(奥田民生)
21.ROCK ME BABY/ベイビー逃げるんだ/いいことばかりはありゃしない(クロマニヨンズ)
22.忌野清志郎武道館フィルムロックショー(約40分)
・・・・この途中で僕は武道館を去った・・・・
23.ブンブンブン(CHABO、金子マリ、Leyona)
24.雨上がりの夜空に(CHABO、奥田民生、トータス松本、斉藤和義)


追伸
こちらに完璧版が出てます。ちゃんと知りたい方は、こちらをどうぞ。 → R&Rショーレポート
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by huehuki-pi-hyoro | 2011-05-03 09:28 | 音楽  

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